豊明市 メルセデスベンツR171 SLK200トルコン太郎ATF圧送交換 M's Factory
メルセデスベンツ R171 SLK200 コンプレッサー です。
何やら変速がスムーズではなくギクシャクする事があり、変速をできるだけ滑らかにしたいとのことでお問い合わせをいただきました。
診断機でエラーコード等がないか確認しましたが、特に異常なし。
改善されない可能性もあることを説明後、ご依頼いただきました。
お客様より、エレクトリックプレート交換、バルブボディ分解洗浄、ソレノイドバルブ点検清掃までご依頼いただきました。
走行距離は約53000km。
5速AT 722.6
半年ほど前に中古購入後、当社にご依頼いただきました。
試乗した感じは、強めにアクセルを踏みながら変速すると、2速3速間に滑りに近い症状が出ています。
気づく方はわかる症状です。
距離的に珍しい症状ですね。
電子制御の問題なのか、機械的な故障なのか?
オーナー様は改善の希望をかけて、やれることはやってほしとのことです。(完治しない場合は、売るのか直すのか考えるそうです)
ドレンアウト時にビンに採取。
現状、フルードを見る限りではにクラッチの異常摩耗はなさそうです。
とりあえずトルコン太郎と接続して銘柄は伏せさせていただきますが、バルブボディの分解を行うため、圧送交換を1セット行います。
圧送交換後、オイルパンを取り外しました。
意外とキレイなミッション内部です。
ストレーナー自体は真っ黒ですね。
EGSコネクターです。
オイルが滲んでいますね。
大量に漏れていませんが、一応コンピューター側までオイルが到達していないかだけは確認済みです。(毛細血管現象と呼ぶらしいです)
車体側のオスコネクターです。
オイルで若干しっとりしています。
オス側のOリングは交換します。
メス側のカプラーを取り外しました。
中に見えるピンたちはエレクトリックプレート本体です。
通常はこの内側にオイルが到達しないようになっていますが、Oリングの隙間から入っているようです。
取り外した通称、EGSカプラー、メス。
通常はサイズ違いの2個のOリングの間でオイルを遮断しています。
必ず交換といわれた半透明の白いOリングを使用しているものよりも新しいはずなのですが、滲んでいます。(対策済み)
取り外したストレーナーです。
黒いです。
左側のシルバーになっている部分はウエスで軽く拭いた場所で、本来のストレーナーの色です。
バルブボディを取り外しました。
すっからかんですね。
釜のなかは軽度な黒ずみのみでキレイです。
バルブボディです。
ピンボケですいません。
上に合体している黒いものがエレクトリックプレートです。
オーナー様のご意向で交換します。
ソレノイドもすべて取り外してチェックと清掃をします。
チェックボール等を紛失しないように慎重にバルブボディを分解していきます。
ガスケットがなく、鉄板をサンドイッチして油路を遮断しているので交換部品が少なくばらしやすいですね。
プレートは迷路が転写されているかの如く汚れが付着しています。
チェックボール、スプールバルブ、スプリング等と間違えないように分解して洗浄していきます。
波板の上で順番に並べておきます。
上側の各部品の洗浄が完了。
下側の洗浄も完了。
上下をドッキングしました。
あとはエレクトリックプレートを装着してソレノイドを組みつけて終了です。
エレクトリックプレート新旧の比較です。
左が新品です。
ちなみに社外ですが、私が信頼を置いている輸入車の部品商さんから純正と同じものを用意して貰いました。
新品のプレートのスピードセンサー部に部品番号があります。
初期の7速の722.9はここが泣き所です。(壊れるとフェイルセーフがかかり、走行不能になるケースがあります)
Aから始まる数字です。
その上をみると、おや!?
潰しきれていないメル〇デス〇ンツの文字が!(笑)
いわゆるマジものです。
バルブボディを組付けEGSカプラーを新品に交換。
ここからいつも通りの作業です。
オイルパン内部です。
マグネットに鉄粉があるものの、異物は見受けられませんでした。
あの変速の原因は何か、わからないままです。(機械的なハズレをひいたのか?)
直ってくれれば私のこれまでの苦労が報われます(笑)
マグネットには鉄粉がいつものごとく付着しています。
若干多めではありますが、この程度はストレーナーが細かいのでキャッチしてくれているはず。
もっとひどいATF無交換の同型のAT、722.6を見たことがありますが、その車両は普通に変速に問題はありませんでした。
完全に清掃後、新品のオイルパンガスケットを使い、規定トルクと塑性域締め付けを行いオイルパンを組み戻します。
NUTEC Multi Fluid NC-65をトルコン太郎にセットします。
NUTECさんは、「添加剤に頼らない、上質なベースオイルが基本、超微細なオイル構造が薄く強い油膜を作る」
とにかくこだわり抜いた思想のオイルメーカーさんです。
入れた方しかわかりませんが、ハードに走りこんでも熱ダレした感じがほぼありません。
NC-65はNUTECのプレミアムラインになります。
とにかくターゲットを絞って性能をとことん追求したシリーズ、とでもいいましょうか。
低粘度指定の多段AT、CVT車で冷帯時、温帯時とも極上の変速フィーリングとトルク感が手に入ります。
(私の経験上、6速8速のAT車は特におススメ!)
圧送交換開始です。
先に一度圧送交換を行ったので、キレイに入れ替わると思います。
8割ほど交換が進んでいる所です。
右の廃油モニター内のオイルの赤味が薄くなってきましたね。
交換終了です。
透明度が新油同等までになりました。
ビンの最初にドレンアウト時にビンに採取したオイルと比べると気持ちいいくらいまでになりましたね。
エア噛みのないよう、しっかりと手筈を施して油量調整にはいります。
このATは変わった調整法で、Dレンジ、もしくはRレンジで油温を確認してゲージで確認します。(測定時はPレンジです)
いきなりPレンジで温度を確認して調整にはいると、最終的にフルードレベルがMAXを超えると思います。(よく考えると分かる方は分かります)
722.6はATF交換後、しばらくしてから不調になることがあるみたいですが、当社では今のところ1台もありません。(フルードの入れすぎかもしれませんね、あとはエア噛みか)
ゲージは車体にありませんので、SSTで規定温度内でゲージの中央に合わせました。
学習値のリセットも行います。
ATレベルゲージのキャップ、ロックピン、を新品に交換して作業終了です。
肝心の比色画像がこの車両はありません( ノД`)シクシク…
恐る恐る試運転をしました。
結果、完治まではしませんでした。
交換前よりかは軽度になりましたが、強めにアクセルを踏んだ時のシフトアップ時の2速3速間のタイムラグは残りました。
それ以外は申し分ないほどスムーズかつ力強い加速をしてくれています。
オーナー様のご期待に応えることができず申し訳ございませんでした。
オーナー様はやるだけやってくれたから感謝しかないよと言っていただけましたが、結果を出せなかった自分が情けない次第です。
このように完治しない事例も当社では正直に掲載します。(お安くさせていただきましたが、お金をいただいている以上ウソはつきたくないので)
7速、722.9も圧送交換可能ですのでお問い合わせください。
当社では輸入車のATF圧送交換も積極的に取り組んでいますのでお気軽にお問合せください。
お客様にお話をさせていただき、ご希望のフィーリングにできるよう、使用フルード、添加剤の使用の有無、交換量の選定をしてます。(ATF、CVTFはフルードの動粘度、特性等でフィーリングの変化が違います。好みのフィーリングから外れることもございますのでマッチングについてもお問い合わせください。)
輸入車のATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換はトルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!
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