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キャデラック SRXクロスーバー Cadillac SRX 2012モデルです。 当社の10年以上前からの常連様の車両です。 車検整備とリフレッシュを兼ねて、ATFの圧送交換もご依頼いただきました。 ATFの圧送交換はこちらです! この車両は整備歴が不明に近いほどのノーメンテナンス車両だと思いますので、主に油脂類の交換を重点的に行いました。
ブレーキオイルを加圧式で圧送交換します。 アタッチメントをフルードタンクに装着。
KTCの加圧式ブレーキオイルブリーダーを使用します。 (加圧式交換指定の車両もありますよ) セットに時間が少々かかりますが、エア噛みもなく、ペダルポンピングよりもしっかりとブレーキフルード交換出来ますし、マスターシリンダー等を痛める心配もありません。(通常は2人でブレーキフルードを交換しますが、1人で交換できるで楽です)
ブリーダーボトルをセットして、ブリーダーボルトを緩めると、勝手にブレーキフルードが圧送されてきます。
抜けきった真っ黒なフレーキフルードです。 透明になるまでしっかりと交換するので、2L近くはブレーキフルードを使いました。(22インチホイール装着の弊害でもあります)
バッテリーのカバーを取り外すとこんな感じになっていました。 そのまま、そっと蓋を閉めたかった( ノД`)シクシク…(笑) この車両を整備したのが2019年9月です。 緑青モリモリでバッテリーは寿命を迎えていました。(笑) 4年の歳月と約50000km走行していますので、よく頑張ったと思います。(中古車屋さんは販売時になぜ交換しなかったのだろうか?)
+ターミナルケーブルがとんでもないことになっています(笑) 取り外してキレイにターミナルを研磨しました。
新品の同型バッテリーを装着しました。 ここまでは緑青との戦い!(笑)
LLCも交換します。
バキュームチャージャーで交換しますので、アタッチメントをLLCのタンクにセット。
ケミテック製のバキュームチャージャーでしっかりと負圧をかけ、リークテスト後、チャージします。(ホンダ、バモスはこの方法がエア噛みがないのでおススメします)
左が新品のスーパーLLCです。 抜き取ったLLCより1L多めに用意しておきます。(充填量のチェックとエア噛み防止です) 右がドレンアウトさせたSRXのLLCです(デキシクール) おそらく消泡剤等の成分はかなり劣化していると思われます。 ウォーターポンプ等の保護の目的もかねて、メーカー指定のLLCの交換時期よりも早めをおススメします。(高性能LLCも取り扱いがございますのでお問い合わせください)
LLCの新旧比較です。 新品のLLCにバキュームチャージャーのホースが入っています。
チャージ開始です。 どんどん新品のLLCが吸い込まれていきます。
あっという間に充填完了です。 1L残っていると言うことは、抜いた分のLLCは完全にチャージされたと言うことですね。 LLCが入った状態でのエア抜きにも使えるので非常に重宝しています。 本当は機械式のチャンジャーが欲しいのですが小さい会社で財力がないので買えません( ノД`)シクシク…
LLCをFULLラインに合わせます。
トランスファーのオイルも交換します。 この車両は4WDです。
ドレンボルトの鉄粉です。
リアデフのオイルも交換。
リアは摩耗が激しいですね。
前後とも、WAKO’S RG 7590を充填します。 リアはLSD付きです。
シリンジを使いRG7590を充填。 ギアオイル系にもお勧めの添加剤があるのですが、オーナー様のお財布事情が、、、(笑)
オーバーフローさせて終了。 デフ前方にハルデックスカップリングがあるのですが、オイルがなかったため、交換は次回になりました。
トランスファーもオーバーフローさせて終了です。
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キャデラック SRXクロスーバー Cadillac SRX 2012モデルです。
当社の10年以上前からの常連様の車両です。
車検整備とリフレッシュを兼ねて、ATFの圧送交換もご依頼いただきました。
ATFの圧送交換はこちらです!
この車両は整備歴が不明に近いほどのノーメンテナンス車両だと思いますので、主に油脂類の交換を重点的に行いました。