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USF40 レクサス LS460 トルコン太郎ATF圧送交換

レクサスLS460です。

オーナー様は中古で購入後、ATFの交換に興味があったようでネット検索で愛知県でトルコン太郎施工店を探していらっしゃいました。

何件かヒットして問い合わせして見積もりした結果、当社での施工に決めていただきました。

依頼の決め手は「親切で説明が丁寧、オイルの種類のアドバイス、予算内でベストな交換を提案してもらえてLSの施工実績も多いので安心して任せられると思ったから」

このようなことを言ってもらえると非常に嬉しく思います。
当社を選んでいただき本当にありがとうございました。

使用オイルはアイシンAFW+です。

オーナー様はオイルパンの中がどれだけ汚れているか、どんな色のATFが出てくるのか見てみたいとのことですので、途中まで立ち合いでの作業になりました。

走行距離は87156km

交換歴は不明。

LSは何台も施工してきていますが、当社で施工したLSのなかでは低走行になります。(笑)

この手の8速ATは非常に優秀で完成度が高いと思います。

あまりタイムラグも感じられず変速ショックもないのでいいコンディションじゃないかと思います。

リフトアップしドレンから古いATFを抜き取ります。

そこそこ汚れてはいますが荒い運転をされていた車両ではなさそうですね。

この8速ATは乗り方によってATFの汚れ方がはっきりと分かれます。

同じ距離で真っ黒に汚れている車両も施工したこともあります。

ちなみにドレンプラグは工具をかけた跡がなかったのでATF無交換確定だと思います。

オイルパンを取り外したところです。

内部も汚れの蓄積もなくキレイめだと思います。

オーナー様に説明させていただいたところ、ホッとしていらっしゃいました。

ストレーナーを取り外して新品に交換します。

オイルパン内部です。

気になる沈殿物もなくマグネットも距離なりの鉄粉の量。

ただこのミッションのゴムのオイルパンガスケットが少々厄介でして。

この車両は比較的すんなり剥がれてくれました。

熱で貼りついてカチカチに硬化していた場合、オイルパンごと交換したくなるくらい除去が大変なんです。

そのような車両を何台も施工してきました。( ノД`)シクシク…

マグネットのアップです。

大量の鉄粉に見えますがそこまでではありません。

距離なりの量ですね。

完全にキレイに掃除して新品のガスケットを装着しました。

オーナー様が作業を見ていて、「ここまでキレイにしてくれるんですね。」

とおっしゃってました。

ここまでキレイにしないと掃除した意味がないと思いますので手は抜きませんよ。

オイルパン装着後、アイシンAFW+をトルコン太郎にセットします。

フィラープラグを外してAFW+を注入します。

ボディとミッションケースの隙間が狭いのでノズルが入れにくいんです。

クーラーラインの洗浄を行った後、トルコン太郎と接続してエンジンを始動したところです。

フラッシュをたいていますのではっきりと色味の違いがわかりますね。
実際に現物を見てみるとクリナーモニター内のオイルがもう少し濁った状態です。

写真は写り方でキレイにも汚くも見えます。

私の写真の撮り方に問題があると思いますが。m(__)m

オーナー様と世間話をしながらこのまま30分ほど放置します。

交換開始です。

右の廃油モニターを通って廃油タンクに車両内のATFが流れていきます。

この廃油モニターで排出中のATFの色の変化が確認できるところがいいですね。

指示量の半分くらい交換が進んでいるところです。

右の廃油モニターのオイルが結構キレイになってきているのがお分かりになりますでしょうか?

真ん中のクリーナーモニター内の交換開始前の残ったオイルと見比べるとはっきりとわかるくらいキレイになってきています。

交換終了間近です。

ビンのオイルと比べると雲泥の差ですね。

効率よく入れ替わってきてます。

交換終了です。

左の新油モニターのオイルと右のクリーナーモニターのオイルが一緒の色になっているのがお分かりになりますでしょうか?

ここまで入れ替わったのでオーナー様も大喜びです。

あとは冷却後に規定温度内でオーバーフローさせます。

冷ますのに時間がかかるのでオーナー様は一度自宅に戻られました。

ATFの交換のついでにヘッドライトが曇っていてみっともないから磨いてほしいとのことですのでATの冷却中に施工します。

しっかり曇ってきてます。

年式的にも12年近く経っていますので仕方ないですね。

オーナー様が自分で磨いてコーティングしたけど一か月もたなかったとおっしゃっていました。

マスキングして研磨します。

バフが黄色く変色していますよね?

これが劣化したハードコートです。

こいつを落としてやります。

オーナー様ご持参のワコーズハードコート復元キット!

私はこれは好きになれません。(笑)

こいつを施工します。

スポンジに少量のコート剤を付けて厚塗りしないように薄く塗り広げます。

ただそれだけです。(笑)

半年もてばいいところでしょうか。

オーナー様にはこまめに塗って下さいと説明させていただきました。

下地はしっかり整えたのでいい感じにレンズが透明に復活しました。

コーティング剤を塗らないよりかはいいですが、これから先まだ長くキレイにしたいようであれば当社で施工しているレンズリフォーマーをオススメします。

ヘッドライトをクリアーコートします。

診断機で温度を確認します。

ATFはフルード調整できるギリギリの温度まで下がりましたが水温が高いのであと少し冷却します。

あの手この手と使っても真夏のAA80Eのフルード調整は冷却に結構時間がかかりますよ。

ディーラーがATFの交換をやりたがらない理由でもあります。

調整可能温度まで下がりましたので規定温度内でオーバーフローさせます。

比色用にビンに入れます。

キレイなATFに入れ替わりましたね。

AT学習値をリセットし、オーナー様がお戻りになられて試運転です。

出だしから変速がスムーズになり加速もアクセルを軽く踏んだだけでス〜っといきます。

オーナー様もヘッドライトといい施工してよかったと大満足です。

AT&CVTの予防整備ってすごく大事だと思いますよ。

エンジンオイルの交換と違ってATF&CVTFの交換は知識が必要ですので整備工場からしても敬遠されがちなのが現状です。

ショック、タイムラグが出始めてからでは遅いんです。

症状が出る前に整備してやればいいコンディションで愛車と長く付き合うことができますから。

ATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換は トルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!

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