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ACU30 ハリアー トルコン太郎ATF圧送交換

ACU30 トヨタ ハリアーです。

車検と同時にATFの圧送交換をご依頼いただきました。

新車を購入後こまめにATFを交換されていたようです。

ここ数年ATFを交換していないようで、壊れるまで乗りたいのでATのリフレッシュしたいとのことです。

使用オイルはアイシンAFW+です。

走行距離は124033km

試乗した感じは出だしがもたついているくらいで変速ショックは気にならない程度です。

この年代のFFの4ATは頑丈なイメージがありますね。

ガソリンスタンドのオイルステッカーを見つけました。

約4年前の交換から40000kmほど走行しています。

オイルパン内部の洗浄、ストレーナーの交換もします。

このタイプのオイルパンは非常に外しずらいんですよ。

写真右側にあるクロスメンバーがオイルパンのすぐ横にあるので、オイルパン取り付けボルトが数本ですが外しにくいのです。

まずATFをドレンから排出します。

比色用にビンに受けます。

透明度もなく、匂いは焦げ臭く、粘度もシャビシャビに劣化しています。

私の予想では、おそらく前回の交換はレベルゲージ口からノズルを入れてワンサイクルのみの交換とゆうところでしょうか。

もしくは下抜き一回ですね。

あの手この手を使いオイルパンを外しました。

ねじの緩み防止剤が塗ってあったのもあり、スパナで地道に外した箇所もあり時間がかかってしまいました。( ノД`)シクシク…

オイルパンです。

気になる沈殿物もなく良好な感じです。

清掃していきます。

マグネットには大量の鉄粉がびっちりついています。

距離なりの量ですね。

こいつも綺麗に掃除します。

ストレーナーの吸い口です。

汚れてはいますが異物もなく良好です。

新しいストレーナーに交換しました。

オイルパン、マグネットも清掃完了です。

取り付け前にオイルクーラーも洗浄しました。

オイルパン組み付け後、トルコン太郎さんにアイシンAFW+をセットします。

名前の通りワイドレンジで様々なATに対応する汎用性のあるATFになります。

クーラーラインにトルコン太郎と接続するホースを割り込ませます。

レベルゲージ口から新油を注入します。

エンジン始動後、30分ほどクリーニングタイムをおきました。

ビンの最初に排出したオイルと右のモニター内のオイルのがさほど変わらない色味になっています。

透明度は出てきていますが。

この状態が一般的な下抜き一回のATF交換後のミッション内のATFだとイメージしてください。

むしろ今回はオイルパン内部の清掃もしているのでモニター内のオイルよりもさらに濁った状態になっていると思います。

下抜き一回ではほぼ交換する意味がないんじゃないかと思いませんか?

交換開始です。

ミッション内部のATFが右側の廃油モニターを通って廃油タンクに流れていきます。

少しずつ右の廃油モニターのオイルがキレイになっていきますよ。

6〜7割が入れ替わっているところです。

右の廃油モニターのオイルが透明感がでて新油に近づいてきてます。

交換終了間近です。

廃油モニターのオイルの色がほぼ新油と変わらないくらいになってきているのがお分かりになりますでしょうか?

交換終了です。

右のクリーナーモニター内のオイルの色が左の新油と遜色ない程度になっていますよね?

ビンの中の最初に排出したオイルと比べると気持ちいくらいキレイになってます。

うまく考えてトルコン太郎で圧送交換してやると非常に効率よくATFを交換できるんですよ。

ただトルコン太郎を使ってもやり方次第で交換効率が下がります。

最後に完全暖気状態でフルードレベルを確認して作業終了になります。

私が試乗した感じ、出だしが軽くなって変速も以前よりもスムーズになりました。

燃費も向上するでしょうね。

オーナー様もアクセルのツキが良くなったと喜ばれていました。

ここまでATFをキレイにしておけばミッションのトラブルの防止とATFのロングライフ化になります。

ATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換は トルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!

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