HOME > ギャラリー:トルコン太郎 ATF、CTVF圧送交換(国産車) > GSE20 レクサスIS250 トルコン太郎 ATF圧送交換

ギャラリー

GSE20 レクサスIS250 トルコン太郎 ATF圧送交換

GSE20、レクサスISです。
この車両も完全密閉型ATですのでアタッチメントを使用しての交換になります。
もちろんレベルゲージもありませんのでテスターで油温を確認し、規定温度にてオーバーフローさせてオイルレベルを合わせます。

使用オイルはアイシンAFW+で洗浄後にワコーズATFプレミアムスペックに入替です。

今回はオーナー様立ち合いでの作業になりますのでいつもよりも写真が少ないですが気になる方は最後までご覧になってください。

中古購入で交換歴は不明です。
年式は23年
距離は111828km

結構ATはくたびれています。

問題なく交換可能レベルですので作業を進めていきます。

トルコン太郎に興味があるらしく、オーナー様立ち合いでの作業になります。

オイルパンからATFを排出させます。

思っていたより赤みは残っていますが匂いは完全に焼けた匂いがします。

オイルパン内部です。

汚れの度合いは私が交換してきた同等の距離の車両と比べて比較的良好です。

一度は下抜きでATFを変えてるかもしれないですね。

距離が距離なのでマグネットには大量に鉄粉がついています。

こいつを含め3個を掃除します。

指で拭うとこんな感じです。

どんなミッションでもこれくらいは鉄粉は発生します。

100000km手前くらいでオイルパンを剥がしてリフレッシュしてやるのがいいと思います。

中にはもっと早い段階でオイルパンを剥がしてストレーナーを交換してやらないといけない車両もあります。

掃除完了です。

オイルパンにスラッジ、大きめの鉄粉はありませんでした。

ストレーナーを外して新品に交換しました。

取り外した古いストレーナーです。

異物はありません。

このタイプのストレーナーは非常に目が細かいので交換必須ですよ。

オイルパンガスケットを新品に交換してミッションに組み付けました。

アイシンAFW+をトルコン太郎にセットします。

ミッション横のフィラープラグを外して排出したATFと同量プラスαを注入します。

フルードクーラー&ウォーマーを取り外してアタッチメントを取り付けたところです。

太郎さんと接続後にエンジンを始動した直後の写真です。

左のオイルパンより排出したビンのオイルよりも右のモニター内のオイルの色が赤みがありますね。

なじませるためにこのまま放置します。

交換中です。
右の廃油モニターをみて頂くと、先ほどよりも赤みがなくなっているのがおわかりでしょうか?

新油の洗浄効果でミッション内部の残ったオイルと新油が混ざり合って汚れが浮き出すのです。



指定交換量の半分は交換が終わったところです。

廃油モニターの排出されていくオイルの赤みが強くなってきましたね。

あと少しで洗浄交換完了です。

廃油の色がさらに新油に近づいてきましたね。

オーナー様と話をしながら作業していましたので洗浄後のクリーナーモニターの写真を撮り忘れてしまいました。
ほぼ新油と同等になってます。

ここから本命オイル、ワコーズATFプレミアムスペックに入れ替えていきますので完全新油に切り替わります。

ワコーズATF、CVTFプレミアムスペックの特徴です。

○滑らかな変速フィーリングと高い動力伝達能力を両立します。
○Full Synthetic Fluid (100%化学合成油)とすることで、優れた耐熱性および酸化安定性を長期間安定して維持します。
○国産ATFの性能規格である、JASO 1-A-LVに適合しており、安心して使用できます。
○油膜の保持と省燃費性能を両立した処方のため、幅広い車種への対応が可能です。

実際に入れ替えて変速フィーリング、加速感の違いを体感された方は多数いらっしゃいます。
AFW+よりも滑らかで力強い加速に変わります。
低温時から高温時まで安定して油膜を保つことができます。
特に冬場の朝一番の低温時、1速から2速に切り替わるときのタイムラグが感じられなくなります。
超低粘度ですが耐久性も抜群にいいです。

これから車を長く大事に乗られたい方、違いを体感されたい方、ワンランク上の性能を求める方には非常にお勧めのオイルになります。

プレミアムスペックは透明に近い飴色です。

廃油モニターの色が薄くなっていきますよ。

これで指定交換量の半分くらいの状態です。

先ほどよりも廃油の色が薄くなってきましたね。

あと少しで交換終了になります。

オーナー様も楽しみにしていらっしゃいます。

入替完了です。

AFW+の赤みは残っていますがかなり色が薄くなっていますね。

完全に新油になっています。

後は冷まして規定温度でオーバーフローさせます。

アタッチメントを外す際にビンにミッション内のATFをくんでおきます。

ホースから流れているオイルはほぼ飴色になっているのがお分かりになりますでしょうか?

ビンに溜めると赤の着色料に干渉されて薄いオレンジになってますね。

オーバーフローさせて学習をリセットして試運転です。

オーナー様はすぐに違いに気付かれました。

非常に変速が滑らかですし力強く加速しています。

ミッションのリフレッシュ成功です。

長い作業にお立会いいただきありがとうございました。


ATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換は トルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!

前のページに戻る
MENU