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BMW F31 320d  トルコン太郎ATF圧送交換

名古屋市瑞穂区からお越しいただきました。

BMW F31 320d 3シリーズ ワゴン です。

以前86のATF圧送交換をさせて頂いた方からのリピートです。
BMWのF系の8速も圧送交換できますか?とのお問い合わせです。
過去に同型のATを搭載した車両で圧送交換は経験済みなのですが、この車両はクーラーラインの構造上、簡単には接続出来ないことは分かっていました。
しかも純正フルードのATF3+は超高額( ノД`)シクシク…
ディーラーで下抜きでの見積もりを取ると、ありえない金額の見積もりが貰えると思います(笑)
この車両も交換後にレビューを頂きましたので下記にペーストさせて頂きます。


交換前にATの動作に問題を感じていた訳ではないのですが、交換前よりもエンジン回転とAT〜駆動のつながりの効率が良くなったためか低中速加速が良くなりました。近所の普段乗りでも以前より快適です。
また、高速道路ecoproモードで長距離を控えめに飛ばしてメーター読みの平均燃費が、交換前は17〜18km/L程度だったのですが、交換後同じように走って21km/Lが出ました。ATF交換で燃費良くなったようです。

また何かありましたらよろしくお願いいたします。


以上です。

オーナー様は86に続きBMW、F31でも敏感に違いを感じ取っていただけたようです。
2台共、大切なお車を当社にお任せいただきありがとうございました。
こちらこそ、また何かございましたらお気軽にお問合せ下さい。

使用オイルは86と同じ仕様でワコーズATFプレミアムスペックです。

(ワコーズATFプレミアムスペックはATF3+に対するアプルーバルを最近取得しました。2019年11月)
この車両の施工は同年12月中旬です。

走行距離は79000km。

試走したところ、特に気になる症状もありません。

ATF交換歴はありません。

リフトアップしました。

ZF製 8HP45Zの樹脂製オイルパンです。

ATクーラーラインです。

オイルクーラー接続部まで樹脂製の配管になっていますので、加工して圧送交換を行うことはできないタイプです。

お決まりのドレンアウト時にビンに比色用に採取。

透明感は若干残っていますが、かなり劣化が進んで濁っています。

オイルパンを取り外しました。

ストレーナー、マグネットが一体化している構造です。

1カ所のマグネット部のアップです。

合計4個オイルパン内に装着されています。

鉄粉量は少なめだと思います。

オイルパンの底を指でさすってみました。

薄っすらと摩耗粉が沈殿しています。

バルブボディです。

この状態で可能な限り清掃します。

清掃後です。

ソレノイドバルブもキレイになりました。

新品のオイルパンASSYです。

純正ではありませんが、当社ではZF製を使用しています。

出所が違うだけで、純正と同一の本物ですよ。(純正品よりも低価格)

新品のボルトを使い、オイルパンを取り付けて締め付けます。

圧送交換用アタッチメントを装着しました。

現品加工ではありません。

仲良くさせて頂いている業者さんからお借りした試作品ですので取付部は隠して撮影しました。

試作品でもフィッティングは完璧で製品レベルです。

すすぎ用フルード注入後、エンジンをかけたところです。

F31とトルコン太郎が接続されているのが分かるように写真を撮りました。

圧送交換開始です。

ビンに採取したオイルは結構黒ずんでいますね。

新油が混ざっている分、右の廃油モニター内のオイルが赤みがあるのが分かります。

指示量の6割ほど圧送交換が進んでいる所です。

先ほどよりも右の廃油モニター内のオイルの色味が赤くなってきました。

すすぎ圧送交換終了です。

ピンボケしていますがかなりキレイな状態になりました。

このまましばらく放置した後、ワコーズATFプレミアムスペックに入れ替えの圧送交換を行います。

ワコーズATFプレミアムスペックをトルコン太郎にセットします。

ワコーズATF、CVTFプレミアムスペックの特徴です。

○滑らかな変速フィーリングと高い動力伝達能力を両立します。
○Full Synthetic Fluid (100%化学合成油)とすることで、優れた耐熱性および酸化安定性を長期間安定して維持します。
○国産ATFの性能規格である、JASO 1-A-LVに適合しており、安心して使用できます。
○油膜の保持と省燃費性能を両立した処方のため、幅広い車種への対応が可能です。

実際に入れ替えて変速フィーリング、加速感の違いを体感された方は多数いらっしゃいます。
AFW+よりも滑らかな変速と力強い加速に変わります。
低温時から高温時まで安定して油膜を保つことができます。
特に冬場の朝一番の低温時、1速から2速に切り替わるときのタイムラグが感じられなくなります。
パドルシフトの応答性もよく、シフトアップ、ダウン共にリニアに変速してくれます。
しっかりエンジンブレーキも効くようになる車両も多いです。
低粘度ですが耐久性も抜群にいいです。
多段式化したATはただでさえ低粘度のATFを使用しないといけないので、せん断安定性が特に求められます。
プレミアムスペックはせん断安定性が強く、長期にわたって強靭な油膜を保つことができるのでミッションの保護にもつながります。
このせん断安定性が弱いと粘度低下が早まるため、油膜が保てなくなりミッションにダメージがおよびます。

これから車を長く大事に乗られたい方、違いを体感されたい方、ワンランク上の性能を求める方には非常にお勧めのオイルになります。

国産メーカーのATFの中では広く輸入車のアプルーバルを取得している安心性能も売りですかね。
(ATFはアプルーバルよりも、動粘度が重要かと思います)

2回目の圧送交換開始です。

徐々に右の廃油モニター内のオイルの色味が薄くなっていきます。

交換終了間近です。

赤色だったフルードがオレンジになり、ワコーズATFプレミアムスペックのフルード原色の飴色に近づいてますね。

交換終了です。

効率よくワコーズATFプレミアムスペックに入れ替わったと思います。

アタッチメントを取り外し冷却後、フルードレベル調整を行います。

オーバーフロー時に比色用にビンに採取します。

透明感の高いATFに変わりました。

仕上げにSOD−1 PlusをATに添加します。

この添加剤は洗浄、保護、改善ができる唯一無二の万能添加剤ですのでATにも非常におススメですよ。

気になる方はお問い合わせください。
改善例等、多数ございます。

当社のSOD−1はもちろん正規品でメーカーさんにも取扱店として登録されていますのでご安心ください。

飴色のトロっと糸を引くような液体です。

オイル、フルードの性能を底上げしてくれますので、いい仕事してくれますよ。

ただ、この手のATは注入しづらいのがネック( ノД`)シクシク…

腕の見せ所ですね(笑)

注入方はナイショです(笑)

当社ではひと手間かけて添加剤の注入を行います。

オーバーフロー式のAT、CVTの場合、フルードレベル調整後、添加剤注入分を抜き取ってから添加剤を注入します。

オーバーフロープラグも新品に交換します。

学習値のリセットも行います。

比色です。

左から順に、ワコーズATFプレミアムSの新油、オーバーフロー時に採取した現在ミッションの中を流れているオイル、最初にドレンアウトしたオイルの順です。

いい仕上がりにできたと思います。

SOD−1はある程度走行すると効果を発揮してきます。

交換後に最初に記載させていただいたレビューメールをいただいた通りの改善ができたのでうれしいかぎりです。

BMWのE系F系G系の圧送交換もお任せください。

当社では輸入車のATF圧送交換も専用アタッチメントを何種類も用意して積極的に取り組んでいますのでお気軽にお問合せください。

お客様にお話をさせていただき、ご希望のフィーリングにできるよう、使用フルード、添加剤の使用の有無、交換量の選定をしてます。(ATF、CVTFはフルードの動粘度、特性等でフィーリングの変化が違います。好みのフィーリングから外れることもございますのでマッチングについてもお問い合わせください。)

輸入車のATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換はトルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!

 
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