HOME > ギャラリー:トルコン太郎 ATF、CVTF圧送交換(輸入車) > BMW E66 745Li トルコン太郎ATF圧送交換

ギャラリー

BMW E66 745Li トルコン太郎ATF圧送交換

BMW E66 7シリーズ 745Liです。

ロングですのでリアがホントに広いです。

以前 トゥアレグのATF圧送交換をさせて頂きましたオーナー様からのリピートです。(トゥアレグの施工から1か月後の入庫です)

BMWも乗っていますが、できますか?と以前お聞きしていましたのでご依頼いただきました。

使用オイルは、今回は予算内での作業ですので、ドレンアウト分、低価格フルードを注入後、NUTEC NC−65に入れ替えを行います。

オーナー様はトゥアレグのフィーリングの変化に魅了されたらしく、E66も同じようにやってほしいとのことです。

NUTEC NC−65の虜になりましたね(笑)

走行距離は約85000km。

ZF製、6HP26Z 6ATです。

このタイプは無交換車両が非常に多いです。

ATFの下抜き交換でも、ディーラーに頼んでも、ハイ喜んで!とは言ってもらえません。(純正フルードも高価です)

50000km台までには1回は交換しておくのがベストです。

樹脂製のオイルパンです。

もちろん一度外すと再使用不可ですし、やろうと思ったことがありません(笑)

ドレンアウト時にビンに採取。

流れ出るフルードはかなり劣化していると思われますが、透明感が残っていますね。

ついでにメスのコネクトスリーブも安いので交換しておきます。

交換する場合は、メルセデスのATとは違い、中からしか外すことができません。(オス側のハーネスはもちろん外から外します)

ケース側Oリングが2重構造になっており、外には漏れにくい構造ですね。

オイルパンを取り外しました。

ご覧の通り、ストレーナーと一体化しています。

アッセンブリー交換になりますので、純正を使うとなると、確か43000円ほどしたような気がします(笑)

マグネットはハトメのようなワッシャーで樹脂のオイルパンに固定されています。

指でさするとこんな感じです。

バルブボディの汚れ具合は良好ですので、軽く清掃します。

新品のコネクトスリーブを装着します。

新品のオイルパンです。

ZF製のもので、純正品と全く同じ物です。(入手先はナイショです)

オイルパンボルト、オーバーフローボルトも新品に取り替えます。

車両とホースを接続します。

この車両も普通には接続できません。

エンジンをかけ、インターバルをとります。

しばらく放置した後です。

ある程度は透明度がでてますね。

NUTEC Multi Fluid NC−65をトルコン太郎にセットします。

以下はNUTECホームページから引用しています。


ニューテックテクノロジー 独創的新世代ルブリカンツの秘密

オイルの分子構造を超微粒子化し、極薄で強鞍なSdl膜を形成。低フリクション化と油膜切れ防止、高シール性を両立
従来オイルの1/10以下の超微粒子構造のオイルは、せん断性、熱伝導性、確圧性に優れています。
微細化したオイルは金属表面に吸着し、極薄油膜を形成し強靭で油膜切れを起こさない理想的な滑接面を作りだしてエンジン内部のフリクションを劇的に低減し、パワーアップや静粛性が走り出した瞬間から体感できます。
従来にない新しい構造のオイル。添加剤に依存せずベースオイルを高性能化
添加剤に頼っていた今までのオイルとは全く違う発想で開発しています。ベースオイル自体を高性能化することによってオイル性能が劣化しにくい特徴を持っています。

以上です。

(基本、エンジンオイルの事が書いてありますが、基本理念は同じです)

NUTECさんは、「添加剤に頼らない、上質なベースオイルが基本、超微細なオイル構造が薄く強い油膜を作る」

とにかくこだわり抜いた思想のオイルメーカーさんです。

入れた方しかわかりませんが、ハードに走りこんでも熱ダレした感じがほぼありません。

NC−65はNUTECのプレミアムラインになります。

とにかくターゲットを絞って性能をとことん追求したシリーズ、とでもいいましょうか。

低粘度指定の多段AT、CVT車で冷帯時、温帯時とも極上の変速フィーリングとトルク感が手に入ります。

(私の経験上、6速8速のAT車は特におススメ!)

業者によっては大げさに最強のフルードだとか超高性能だから間違いないと言って勧められることも多々あるようです。(最近はNC−65がかなりネットに露出しており、その情報をあてにしていると思います)

実際に東海地区の他店でトルコン太郎使用でNC−65に入れ替えてから当社にフルードの種類の入れ替えをご依頼いただくケースが何台もございます。

おそらく店側がフルードの特性を理解していない、AT/CVT個体に対してのフルードの選択ミス。

好みがハッキリと分かれるフルードですので当社では説明をさせていただいてからフルードの選定、施工させていただいております。

NC−65は基本的にATFではございません。

私感ですが、6HP、8HPは相性がいいと思います。

通常よりも指定量を増やして圧送交換開始です。

1/3ほど圧送交換が進んでいる所です。

右の廃油モニター内のオイルが確認しづらいですが、色味が薄くなってきます。

約半分ほど圧送交換が進んでいる所です。

先ほどよりも赤みが薄くなってきましたね。

どこまでキレイに仕上げられるか腕の見せ所です(交換しているのは機械ですが(笑))

交換終了間際の写真です。

右の廃油モニター内のオイルの色が、かなり薄くなってますね。

交換終了です。

予算内で、ここまで仕上がればOKです。

車両、フルードの状態によって、当社では交換法、交換量を細かく変えています。

診断機でライブデーターを確認します。

オーバーフロー時にビンに採取します。

流れ出るキレイなフルードがお分かりになりますでしょうか?

定番の比色です。

左から順に、NUTEC NC−65の新油、オーバーフロー時に採取した現在ミッションの中を流れているオイル、最初にドレンアウトしたオイルの順です。

今回は私のみで試運転を行いました。

出だしのトルク感の回復、シームレスな変速、文句なしです。(笑)

このフィーリングが長く続くと思いますのでしっかりと味わってください。

当社では輸入車のATF圧送交換も積極的に取り組んでいますのでお気軽にお問合せください。

お客様にお話をさせていただき、ご希望のフィーリングにできるよう、使用フルード、添加剤の使用の有無、交換量の選定をしてます。(ATF、CVTFはフルードの動粘度、特性等でフィーリングの変化が違います。好みのフィーリングから外れることもございますのでマッチングについてもお問い合わせください。)

輸入車のATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換はトルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!

前のページに戻る
MENU