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BMW E91 トルコン太郎ATF圧送交換

BMW E91 325i です。

当社ホームページの国産車の圧送交換の記事を見て、輸入車のATF圧送交換は可能かとの相談でお問い合わせいただきました。

近隣では輸入車のATF交換自体を行っていない店舗が多いのが現状です。

ホームページに掲載していない輸入車もATFの圧送交換を行っていますのでお任せください。

2019年3月に施工させていただきました。

使用オイルは低価格なフルードですすぎ圧送後、ワコーズATFプレミアムスペックで仕上げ、最後にCORE701を添加させていただきました。

走行距離は約60000km。

オーナー様からは、変速フィーリングの改善とワコーズATFプレミアムスペックの性能がが気になって交換のお問い合わせをいただきました。

ご来店時にCORE701を仕上げに入れてみたいとのお話をいただきました。

試走した感じは、特に普通です(笑)

交換後のフィーリングが楽しみです。

ミッションオイルパンです。

GM製6L45です。

この年代は、ZF製6HPと2種類あります。

どちらも施工可能ですのでお任せください。

ドレンアウト時にビンに採取。

緑色のラベルはBMW純正のATFを使え!との注意書きと、フルードレベル調整時の温度帯が書いてあります。(笑)

オイルパンを取り外しました。

海外ではATF交換の際に、ストレーナーを取り換えるのがポピュラーです。

結構黒ずんでいるのが分かる画像です。

オイルパン内部です。

沈殿物はなく、黒ずんでいる程度ですね。

ストレーナーとバルブボディに圧入されているスリーブを取り外します。

ストレーナーが真っ黒です!

オレンジ色のグローブの指先の所にストレーナーのスリーブが圧入されています。

外すのにコツがいるので初めてやるとハマる業者さんもいると思います(笑)(変えないかもしれませんね)

ストレーナ自体がこのスリーブに刺さって止まっているだけですので、当社では必ず交換します。

バルブボディを軽く洗浄した後、新品のストレーナーを差し込みます。

オイルパン底部とは違い薄っすら汚れが付着している程度でした。

マグネットには走行距離なりの鉄粉がついてますね。

鉄粉を取り除いていきます。

ウエスで拭うとこんな感じです。

ATFを交換していない車両はほとんどこんな感じになってます。

画像のオイルパンの右半分にパーツクリーナーをかけて写真を撮ったところです。

かなり汚いですね。

オイルパン、マグネットをキレイに清掃後、新品のオイルパンガスケットを用いてミッションに組み戻します。

その点、ZF製であれば有無も言わずにオイルパン交換になりますので清掃の手間が省けるので私は好きです(笑)

ZFの6HPは樹脂製のオイルパンでストレーナーは一体型です。

お値段は高いですが合理的な作りになってます。

当社ではZF製6速、8速は純正ではありませんが、ドイツ、ZF製を使います。(安物は作りが悪く、オイル漏れの原因になりかねませんので)
純正と作りはまったく同じでお値段は控えめですよ。

オイルパンを規定トルクで締め付けました。
もちろんドレンボルトも新品です。

弊社オリジナルアタッチメントを使用してトルコン太郎と接続します。

ホース加工はしていませんよ。

普通には接続はできません。

エンジンをかけたところです。

ドレンアウトしたフルードが真っ黒でしたので、若干赤みが出た程度ですね。

このまましばらく放置した後、圧送交換を開始します。

すすぎ圧送交換開始です

指示量の6割ほど圧送交換が進んでいる所です。

右の廃油モニター内のオイルに先ほどよりも赤みが出てきていますね。

すすぎ圧送交換終了です。

若干の濁りが残りましたが、このまましばらく放置するとさらに濁ります。

ワコーズATFプレミアムスペックをトルコン太郎にセットします。

ワコーズATF、CVTFプレミアムスペックの特徴です。

○滑らかな変速フィーリングと高い動力伝達能力を両立します。
○Full Synthetic Fluid (100%化学合成油)とすることで、優れた耐熱性および酸化安定性を長期間安定して維持します。
○国産ATFの性能規格である、JASO 1-A-LVに適合しており、安心して使用できます。
○油膜の保持と省燃費性能を両立した処方のため、幅広い車種への対応が可能です。

実際に入れ替えて変速フィーリング、加速感の違いを体感された方は多数いらっしゃいます。
AFW+よりも滑らかな変速と力強い加速に変わります。
低温時から高温時まで安定して油膜を保つことができます。
特に冬場の朝一番の低温時、1速から2速に切り替わるときのタイムラグが感じられなくなります。
パドルシフトの応答性もよく、シフトアップ、ダウン共にリニアに変速してくれます。
しっかりエンジンブレーキも効くようになる車両も多いです。
低粘度ですが耐久性も抜群にいいです。
多段式化したATはただでさえ低粘度のATFを使用しないといけないので、せん断安定性が特に求められます。
プレミアムスペックはせん断安定性が強く、長期にわたって強靭な油膜を保つことができるのでミッションの保護にもつながります。
このせん断安定性が弱いと粘度低下が早まるため、油膜が保てなくなりミッションにダメージがおよびます。

これから車を長く大事に乗られたい方、違いを体感されたい方、ワンランク上の性能を求める方には非常にお勧めのオイルになります。

国産メーカーのATFの中では広く輸入車のアプルーバルを取得している安心性能も売りですかね。

BMWの6速、8速にも適合してます。

ワコーズATFプレミアムスペックに入れ替えを行います。

画像中央、ビンの左側のクリーナーモニター内のオイルが先ほどまでミッションの中を流れているオイルです。

先ほどの交換終了後の色味と比べてかなり黒ずんで透明感がなくなっていることが確認できます。

指定量の約半分の圧送交換が進んでいる所です。

右の廃油モニター内のオイルの色味がオレンジ色っぽく変化してきました。

8割ほど交換が進んでいる所です。

先ほどよりもさらに右の廃油モニター内のオイルの色味が薄く、ATFプレミアムスペックの黄色に近づいてきましたね。

あと少しで仕上げの入れ替え圧送交換が終了します。

どれくらいキレイに仕上がるかが楽しみですね。

交換終了です。

ほぼ完全新油状態で仕上がりました。(プレミアムスペック9割以上ほどでしょうか)

この状態でも十分すぎるほどの交換率です。

冷却後、診断機でATF温度を確認しながら規定温度内でオーバーフローさせます。

オーバーフロー時に比色用にビンに採取します。

ミッションから流れでるフルードは飴色で透明感が非常に高いですね。

添加剤分を余分にオーバーフローさせ、ワコーズAT用究極の添加剤CORE701を注入します。

細かい説明はこちらから!

このATには密閉式ですが、注入口が存在します。

そこから注入します。

ATFの劣化数値もリセットします。

当社定番の比色です。

左から順に、ワコーズATFプレミアムSの新油、オーバーフロー時に採取した現在ミッションの中を流れているオイル、最初にドレンアウトしたオイルの順です。

プレミアムスペック新油と比べると赤みがありますが、ビンに採取するとこのように着色料の関係で干渉され、赤みが強く出てしまいます。(プレミアムスペックはフルード原色の無着色です)

右の濁りきった最初にドレンアウトしたオイルと比べて非常にクリアな仕上がりになりましたね。

肝心なフィーリングはと言うと、、、

出だしのトルク感は非常に太くなり、変速も以前と比べて一回りスムーズに変わりました。
これは燃費の向上にかなり期待が持てそうな予感です。

オーナー様も最初の一踏みと変速時にすぐに違いにお気づきになられました。
過度に期待していなかったけど、大げさかもしれないけど感動ものだそうです。(笑)
普段乗られている方が一番分かると思います。

当社では輸入車のATF圧送交換も積極的に取り組んでいますのでお気軽にお問合せください。

お客様にお話をさせていただき、ご希望のフィーリングにできるよう、使用フルード、添加剤の使用の有無、交換量の選定をしてます。(ATF、CVTFはフルードの動粘度、特性等でフィーリングの変化が違います。好みのフィーリングから外れることもございますのでマッチングについてもお問い合わせください。)

輸入車のATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換はトルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!

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