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ジープ WK36T グランドチェロキー トルコン太郎ATF圧送交換

愛知県半田市からお越しいただきました。

ジープ グランドチェロキー リミテッド 2014年モデル です。

この車両のATF交換は可能ですか?とお問合せ頂きました。

新車購入後、普段ディーラーでメンテナンス等を行ってきたようですが、ATFだけは交換不要との事で交換してもらえなかったそうです。

ATFの滲みが結構なものなのに放置して乗り続けることは不可能、構造上オイルパン交換は必須。

あわせて圧送交換まで行える状態であればやりましょう。と返事させていただきました。

このグランドチェロキーが運転しやすく好きなので、いい状態にしてまだ数年乗りたいとのことでご依頼いただきました。


施工日 2020年3月

2014年モデルですが、190000キロATF無交換車です。

試運転等慎重に見定めてからの交換になります。

オーナー様は高速を走られる事が多いようで、すぐに距離がのびるようです。

幸いにも変速の軽い引っ掛かり、もたつきはあるものの、おかしな変速、滑り気味等、気になることはありませんでした。

ドレンアウト。

悲惨な色をしています。

オイルパンのあわせ面全体からATFが滲んでベタベタです。

オイルパンを取り外しました。

気になる異物は見受けられませんでした。

このオイルパンの写真を見て気づく人はATマニアです(笑)

この車両は8速AT、クライスラー内製で型番は違いますが、中身はZFの8HPです。

マグネットのアップです。

ZF製とは違い、網目ではなくプレーンタイプです。

完全に飽和状態なのは一目でわかります。

ウエスで一部を拭ってみました。

とにかくすごいです(´;ω;`)

バルブボディも清掃します。

中央にクライスラーのロゴがありますね。

今回は純正を使用します。

BMW純正のZF製と比べるとかなり安いです。

オイルパン取付ボルトも全数交換します。

当社オリジナルのアタッチメントを使用して油路を確保します。

ここにたどり着くのに苦労しました(-_-)

フルードサーモがついているので簡単には接続できませんよ。

接続サイズも特殊で、とにかく狭いですし。

おそらくこの車両の8ATの圧送交換を行えるのは今のところ当社だけかもしれませんね(笑)

MOTULのATFを使用します。

無事にトルコン太郎と接続できてますね。

圧送交換前です。

初期補充分(下抜き分)で赤みは少しでましたが、濁りは半端ないです。

圧送交換開始です。

終了間際です。

右の廃油モニター内のオイルに赤みがでました。

1サイクル目の圧送交換終了です。

これだけ透明度がでていれば、次でキレイに仕上がります。

30分ほど放置した後ですが、先ほどよりも右のクリーナーモニター内のオイルが濁っています。

この状態にしてから仕上げの圧送交換を行います。

半分ほど交換が進んでいるところです。

1回目の圧送交換中よりもしっかりと赤みが出ていますね。

交換終了です。

非常に透き通ったフルードに変わりましたね。

フルードレベル調整のために冷却します。

診断機でモニタリングしながら、冷めていることを確認してエンジンをかけ、規定温度内でオーバーフローさせます。

オーバーフロー。

透き通ったフルードに変わりました。

仕上げにSOD−1 Plusを添加します。

この添加剤の効能は多岐にわたります。

一言で説明すると、唯一無二。

ATに添加の場合はシフトフィーリングの改善、向上、AT内部を安全にクリーンにしつつ油膜を形成し保護、適正油圧の保持等が期待できると思います。

安全にいい仕事をする添加剤です。

ですが、添加可能な状態かの見極めは重要です。

詳しくはお問合せ頂ければ私の分かる範囲でお答えします。

当社はD1ケミカル様から認められた東海地区で最初のAT、CVT、DSG等の施工可能店です。(現在は何社かあると思います)

SOD−1添加中の写真がなくて残念ですが、このATはもちろん当社こだわりのキッチリ規定量添加の施工が可能です。

最後にフィラープラグを新品に交換して、下回りを洗浄して作業終了です。

比色写真です。

漏れでフルードの量も減っていたでしょうから、試運転時よりもスムーズにトントン変速し、トルク感も改善されています。

まだまだ走れそうな感じです。
あとはSOD−1が作用してどこまでいい状態まで改善されるかですね。
さすがに交換前のこのフルードの状態では粘度が下がり、しっかりと伝達、油圧保持もできていないでしょうから。


当社では輸入車のATF圧送交換も専用アタッチメントを何種類も用意して積極的に取り組んでいますのでお気軽にお問合せください。

お客様にお話をさせていただき、ご希望のフィーリングにできるよう、使用フルード、添加剤の使用の有無、交換量の選定をしてます。(ATF、CVTFはフルードの動粘度、特性等でフィーリングの変化が違います。好みのフィーリングから外れることもございますのでマッチングについてもお問い合わせください。)

輸入車のATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換はトルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!

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