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BMW E90 320i トルコン太郎ATF圧送交換 

富山県からお越しいただきました。

BMW E90 320i です。

近隣ではこの車両のATF圧送交換を行える店舗が無いようで当社にご依頼いただきました。


施工日 2020年7月

走行距離は約110000km

オーナー様はまだ長く乗られたいとのことでATFの交換を検討、やるなら圧送交換で、という経緯で当社にご相談いただきました。

この世代は6速でも2種類のATが存在します。

当社はどちらでも圧送交換可能です。

オイルパンASSY交換ですのでドレンアウト。

比色用にビンに採取します。

かなりフルードが黒く濁っているのが分かります。

オイルパンを取り外しました。

こちらの車両はZF製の6HPです。

ZFは樹脂製で再使用不可、というかストレーナー、オイルパンガスケット、マグネットが一体型なので交換必須になります。

10万キロあたりでオイルパンのガスケットから滲み、漏れが発生します。

GM製の6AT、6Lは鉄製のオイルパンです。

マグネットのアップです。

11万キロも頑張って鉄粉を集めすぎて飽和状態です。

コネクトスリーブからもオイル滲みがあることが分かります。

交換していきます。

スリーブを外しました。

Oリングが赤の物は確実に漏れます。

新品に交換します。

Oリングが黒になっていますね。

バルブボディも洗浄終了。

新品のオイルパンASSYです。

もちろん当社が用意するものは本物のZF製です。

私が付き合いの長い信頼のおける部品商経由で仕入れています。

ZF、FILTRANのロゴが入っていても偽物は存在するようですよ!(笑)

画像にはないですが、オイルパンボルトも24本あり、すべて交換します。

今回は車両前方のヒートエクスチェンジャーにアタッチメントを接続しました。

AT側に接続するアタッチメントも当社にはありますよ。

まあ、その日の気分でどちらにでも接続できます(笑)

車両とトルコン太郎を接続し、初期補充分(下抜き分)は当社オリジナルのフルードを注入します。

オーナー様のご希望のワコーズATFプレミアムSをトルコン太郎にセット。

しっかりと現状で摩耗粉等を浮かせられるだけ放置後に圧送交換を行います。

圧送交換開始です。

少しずつ濁りがなくなっていきます。

泡立っていますが、先ほどよりも透明感がでてきました。

交換後はエア抜きをしっかり行ってから油面調整します。

交換終了です。

左の新油モニター内のオイルと遜色ない仕上がりになりました。

冷却中にヘッドライトのクスミ取りを行います。

私はFLEXのコードレスミニポリッシャーが最近のお気に入り。

値段は高いですが、いい仕事してくれます!
初期ロットでの予約特典でバッテリー、スツールは余分についてきましたが、コロナの影響で納期は遅延(´;ω;`)
ようやく手元に届いて使い倒してみたら手放せなくなりました。
このウールバフはシングル用で、私のお手製加工品です。

こんなキワまでしっかり研磨可能。
ダブルアクションとして使うのがこのポリッシャーのセオリーなんでしょうが、私はシングルとしても使います。

とにかく研磨範囲を狭くできるので余分なキズをつけなくて済むからですね!
ポリッシュとは、傷で傷を隠すのですから。

話がかなり脱線しましたが、研磨完了。

磨きのみですので深追いはせずに仕上げました。

本当はコーテイングなりスチーマー、当社ではレンズリフォーマーを施工するのがベストですが、今回はサービスでの範囲で仕上げさせてていただきました。

ATFの油面調整を行います。

オーバーフロー時に比色用にビンに採取します。

ドレンアウト時と比べると、とてもキレイになりましたね。

仕上げにSOD−1 Plusを添加します。

この添加剤の効能は多岐にわたります。

一言で説明すると、唯一無二。

ATに添加の場合はシフトフィーリングの改善、向上、AT内部を安全にクリーンにしつつ油膜を形成し保護、適正油圧の保持等が期待できると思います。

安全にいい仕事をする添加剤です。

詳しくはお問合せ頂ければ私の分かる範囲でお答えします。

当社はD1ケミカル様から認められた東海地区で最初のAT、CVT、DSG等の施工可能店です。(現在は何社かあると思います)

当社ではレベル調整後に添加分を排出します。

このZFのATでこの方法をとる業者さんはほとんどいないと思いますが、メーカーの定めた添加割合をしっかりと守ってこだわり施工します。

大半の業者さんは油面調整前に注入しておくはずです。

当社はここにもひと手間かけます。

当社オリジナルの治具でSOD−1を規定量充填して仕上げます。

販売されている汎用注入アダプターだとクリアランスの関係で装着できないATが多いと思います。

最後にオーバーフロー&フィラープラグを新品に交換して作業終了になります。

比色です。

見違えるほどキレイになりましたが、こうなる前に定期メンテナンスとしてATFの交換を当社はオススメしています。

この度は遠方より施工のご依頼ありがとうございました。


当社では輸入車のATF圧送交換も専用アタッチメントを何種類も用意して積極的に取り組んでいますのでお気軽にお問合せください。

お客様にお話をさせていただき、ご希望のフィーリングにできるよう、使用フルード、添加剤の使用の有無、交換量の選定をしてます。(ATF、CVTFはフルードの動粘度、特性等でフィーリングの変化が違います。好みのフィーリングから外れることもございますのでマッチングについてもお問い合わせください。)

輸入車のATF交換 CVTF交換トルコン太郎 による圧送交換はトルコン太郎設置店 愛知県 豊明市 M’s Factory にお任せください!!

 
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